ぐり工房のガラスペンは、インクやペンを楽しむ女のコのために、
CuteでPopなデザインで、なめらかな書き心地のペンを目指して、1つ1つ丁寧に手作りしています。
2021年以降納品させていただいた店舗様です。在庫の有無は確認しておりません。各店舗までお問い合わせくださいませ。
ガラスペンで書くことのできる文字の太さは、やすり作業によって調整が可能です。ぐり工房では、細字/中字/太字の3種類からお選びいただき、なめらかに仕上げてお届けいたします。
ガラスペンは、ペン先にインクをつけて、ギザギザの溝にインクを溜め、そのインクを紙に伝えて書く筆記具です。ぐり工房のガラスペンは、全てボロシリケイトガラス(ホウケイ酸ガラス)でできています。 特にペン先は細く割れやすいので、硬いものにぶつけないようにお気をつけてお使いくださいませ。一つひとつ手作りのため、書き心地に若干の個体差があることをご了承の上、お楽しみいただけると嬉しいです。
キャップはビニールチューブを使用しています。長期間の保管や高温により、ペン先に密着している場合がございます。その際は、キャップを左右に細かくずらしながら外してください。
インクにペン先を浸します。溝全体にたっぷり浸すとたくさん書けます。少しだけ書く場合は、先の方だけにつければ大丈夫です。インクがぼてっとする場合は、ボトルの淵などに軽く一周滑らせてインクを落とすと、ムラが少なくなります。顔料インクやラメ入りインクは、粒子が溝を詰めらせてしまうことがあり、細字のガラスペンの場合、書けないことがあります。細字をお選びの場合は、染料系のインクをお勧めします。
ペン先の構造上、垂直に立てるとインクが紙に伝わらず書けないことが多いので、傾けてお使いください。傾きの角度によって線の太さが変わることもあります。ぐり工房のガラスペンは10本溝です。ずっと同じ溝が紙に当たっていると、その溝のインクだけ減っていくので、時々少しずつ回しながら書くと、ひと浸しで長く書くことができます。
使った後は、ペン先に残ったインクを流水で洗い流すか、カップなどに溜めた水で細かく振り洗いをしてください。その際に、カップの壁や底にペンをぶつけないように、くれぐれもご注意くださいませ。インクが乾いてしまうと取れにくくなりますので、ご使用後はこまめに水洗いをしてください。なかなか落ちない場合は、歯ブラシで溝に沿って優しくこするか、アルコールに浸すのもいいです。すぐに次の色を使う場合は、溝に含んだ水をティッシュなどで吸い取ってからお使いください。
※販売店に持ち込んでの修理は、もう少しお値段が上がります。
税込み価格 | |||
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① | ペン先欠け | ¥1,500 | |
② | ペン先パーツ取れ | ¥2,400 | |
③ | 軸と玉の間折れ | ¥2,100 | |
④ | 軸と玉の間とペン先パーツ折れ | ¥2,900 | |
⑤ | 装飾玉取れ | ¥1,200 | |
⑥ | ペン先欠け+装飾玉取れ | ¥2,000 | |
⑦ | ペン先パーツ取れ+装飾玉取れ | ¥2,900 | |
⑧ | 軸と玉の間折れ+装飾玉取れ | ¥2,600 | |
⑨ | 軸と玉の間とペン先折れ+装飾玉取れ | ¥3,300 | |
装飾もう一カ所折れ(プラス料金) | ¥500 | ||
⑩ | 軸折れ(※デザイン/色により変動) | ¥4,000~ | |
⑪ | ペン先パーツ取れ+軸折れ(※) | ¥4,700~ | |
⑫ | 軸と玉の間折れ+軸折れ(※) | ¥3,800~ | |
⑬ | 軸と玉の間とペン先折れ+軸折れ(※) | ¥4,400~ |
※表が途切れている場合は、横にスライドさせて下さい。
※①⑤⑥以外は、ペン先が欠けていてもいなくても同じ料金となります。
軸折れについて(⑩⑪⑫⑬)
グラマラス・和スイーツ・カプチーノ・キングステッキ・ストライプキャンディー・いちごケーキなどは、 色ガラス材料代を加算させていただきます。
税込み価格 | ||
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グラマラスショート | Gray | ¥200 |
Honey | ¥200 | |
Pink | ¥200 | |
Pueple | ¥250 | |
Blue | ¥800 | |
Green | ¥800 | |
Galaxy | ¥600 | |
Kikirara | ¥900 | |
レモネード | ¥600 | |
Red | ¥500 | |
糸魚川翡翠〈宵〉 | ¥1,100 | |
糸魚川翡翠〈明〉 | ¥550 | |
カプチーノ | いちご | ¥1,000 |
ミルク | ¥600 | |
ミント | ¥500 | |
ブルー | ¥200 | |
和スイーツ | さくら | ¥800 |
もなか | ¥700 | |
抹茶 | ¥700 | |
ソーダ | ¥700 | |
キングステッキ | Whity | ¥200 |
Candy | ¥900 | |
Sepia | ¥200 | |
Galaxy | ¥700 | |
大正三色鯉 | ¥200 | |
ストライプキャンディ | ¥1,100 | |
オノマトペ | すいすい | ¥200 |
にょきにょき | ¥200 | |
きらきら | ¥600 | |
ぽろぽろ | ¥700 | |
どきどき | ¥1,400 | |
うとうと | ¥1,300 | |
ヨーヨー | 水色 | ¥800 |
桃色 | ¥200 | |
黄色 | ¥1,000 | |
緑色 | ¥800 | |
ずんだ餅 | ¥200 | |
きびだんご | ¥1,800 | |
いちごケーキ(グラマラス) | ¥800 | |
ショートスティックRainbow の軸折れ | ¥12,100 | |
ねこといっしょ の軸折れ | ¥8,800 |
※表が途切れている場合は、横にスライドさせて下さい。
※レインボー・ねこといっしょ の軸折れについては、修理はできず作り直すことになりますが、上記の料金で作り直しを承ります。
バーナーワークを20年近くやっていましたが、ガラスペンのような用途がはっきりある「道具」は専門的な教育を受けて作っている職人さんがいる以上、私のようなアート畑の人間が気安く作っては、失礼にあたると思い、作ったことはありませんでした。
2019年春にガラスペンを自分で作ってみたいという教室のお問い合わせをいただき、初めてのお客様と作ってみたところ、すんなりと書けるペンができてしまいました。
その経験から、商品にしなくても、体験のメニューとして、作ってみたい方の手助けをして一緒につくることは、きっと喜んでもらえそう!とまずは最低限、文具としての「ペン」の人間工学の論文をネットで見つけて読み、長さ・指に触れる位置、重心のバランスなどを考慮した上で、体験コースの枠組みを決め、2019年秋に開始しました。
コロナ禍が始まり制作体験事業自体をストップせざるを得なくなり、すぐに物販に重点を切り替えた私たちはガラスペンの制作も一つのアイデアとして掲げ、出たばかりの松村潔さんの「ガラスペン製作の全て」というDVDを買って、スタッフみんなで観て、ブランディングを開始しました。
そのすぐ後に、ガラスペンを全国の文具店に卸している仲介会社の方が、ガラスペン体験のご予約を入れてくださり、ぐり工房に来てくださいました。 その会社はすでに私もよく知っている主要な国内作家さん多数と取引しており、すでに始まっていたインクブームからのガラスペンブームの概要を教えてくださり、現状のユーザーさんが9割女性なのに対して、作り手は圧倒的に男性が多いことから、「女性による女性のためのガラスペンを作って欲しい‼」と口説かれました。
「女のコがキュンとするデザインならぐりさんですよね‼なんて言われてしまったら、やるしかないわねぇ~」と。その日の夜のお風呂タイムは、キュートなガラスペンのデザインが、次から次へと浮かんできました。
私はすでにアクセサリーと教室と工房運営で十分忙しかったため、全国の文具屋さんからせっかくご注文をいただいても、そんなに作る時間はないことは分かっていたので、これは仲間を募ってやろう‼と、最初のデザインの段階から、作りやすさも組み込みました。
ぐり工房のガラスペンのスタンダード、グラマラスショートのデザインはくびれたBodyとまん丸の玉とぷりっとしたNibの3つのパーツでできています。それらを分業でき、バーナーワークの経験が浅めの人にもできる仕事を用意するデザインにしました。
私はガラスを始めて25年になりますが、バーナーワークでものを作ることをつまらないと感じたことはありません。バーナーワークは奥深くて楽しい。 これを仕事にしている自分を幸せだと思っているので、私と同じように、バーナーワークを仕事にしたいと思っているヒトのその思いを実現する手助けができたら嬉しい。 このガラスペンブームは、私の周りのガラス仲間を、より幸せにするツールになるのではないかと考えました。 2020年の暮れ~年始にかけて、スタッフ募集を呼びかけたところ、数人の仲間が集まりました。
もう20年近くの経験のある、花火硝子のLucas Mahoneyと、ぐり工房の教室の生徒として来ていた、ゆかりん、LOVEちゃん、まなみん、ひさ、そして応募くださった方の中から、かおりさん。現在は更に新人めいを加えた7人で分業制作をしています。
2020年1月には、プロトタイプのデザインサンプル5種カラーバリーション23種を商社に託し、受注が入りはじめ、一人一人練習を重ねながら、技術を向上させています。
また、元々ぐり工房で体験指導スタッフをやってくれていたkokeshiの藤田えみ、しなぷすの並木亮太、MOKUReNの生田目藍そして花火硝子のLucas
Mahoneyには、直接商社と繋ぎ、彼らはそれぞれのガラスペンブランドで活躍するようになりました。
ガラスについて専門家でも文具について素人だった私たちですが、ガラスペンユーザーの皆様のお話も大いに参考にさせていただき、制作に反映し、クオリティもどんどん進化しています。
これからもチームで知恵を出し合いながら、より良い書き心地で、益々キュンとするCuteなガラスペンを作っていきたいと思っております。
どうぞよろしく♡
2022.11.12 ぐり
ご要望等をお伺いした上で、お客様と相性のよさそうなガラスペンをご案内いたします。